名古屋三番勝負!

日時 平成13年2月10、11日の1泊2日
参加メンバー
(敬称略)
神尾竜一郎、えんてつ、TAKA、安藤賢一

勝負準備

 今回の旅行は、今年の正月にTAKA氏と彼の高校時代の先輩である安藤さんの2人で行く予定だった「名古屋旅行」の話しを聞き、便乗させてもらうことになったことから始まります。
 元々、そういう予定なので旅行計画やキップの手配は安藤さんが行いました。ちなみに、これが予定表です。安藤さんは鉄道関係にかなり詳しいらしく、かなり細かいところまで計画が立っておりました。また、「魅惑」とか「勝負」とか書いてあってなかなか愉快です。
 名古屋旅行だから、当然「月天」は外せません。当然、予約を入れることに。しかもTAKA氏の提案で「えんてつさん」の名前を使用(笑) 。その話しをえんてつさんにしたら「また行くの? しかも、オレの名前で予約を取って・・・。もし、今度も宇宙人いたら、お前切腹ね」とまで言われました。どうなることやら。

一番勝負!(馬車道川口青木店)

 旅行当日、仙台駅でえんてつ氏と合流。休日ということもあり、多少早めにホームへ登り、乗車予定のMAXやまびこを待つ。しかし、間違って指定席車両に並んでしまい(しかも乗ってから気づく・・・)、向かいのこまちが先に大宮へ着くのでそちらに乗るべく新幹線を待つことに。しかし、秋田から来るこまち号のお客サンは仙台では降りず、まるで規制ラッシュ時のような混雑状況に(笑) 。乗車時間1時間半弱、ずっと立っていました。とほほ。一路、合流地点の大宮へ
 11:00予定通りTAKA氏、安藤さんと合流。最初の決戦の地「馬車道川口青木店」へ。
 ここは、以前いろいろな逸話があり(注1)、仙台組(私とえんてつさん)と大都会栃木組(TAKA氏、安藤さん)での印象がだいぶ異なるお店。歩くと15分くらいなのですが、「行くときは期待で距離を感じないのにねえ。帰るときは遠いのナンのって(笑) 」とえんてつさん。今回は帰りも心晴れやかに帰りたいと思いつつ入店。
 しかし、最初に出てきたのは「ウェイター」(笑) 。「お前が出てきてどうするの!」と内心思いながら、禁煙席へ案内してもらう。でも、まさかここが運命の分かれ道になろうとは(笑) 。実は喫煙席のウェイトレスさんの方がよかったのだ(笑) 。当然、トイレに行くことにして確認しました、人として(笑) 。
 勝負は「ホームゲームで」引き分けという、曖昧なものに・・・。でも負けてはいない、多少幸先のいいスタートを切ったと思うことにする(笑) 。
 ここで、今回の旅行の予定表(注2)と新幹線のキップを受け取り、今回の目的地名古屋へ出発。

インターミッション1(ポーカー勝負)

 一行、新幹線グリーン席(注3)で名古屋へ向かう。一寸リッチな気分。
 名古屋まで3時間もあるので、車内でポーカーを行う。トランプはTAKA氏が用意した「カードチャプターさくら」のトランプ(注4)を使用。
 このトランプは、スート事にキャラクターが異なり、クラブは知世ちゃん(注5)になっています。よって、TAKA氏はクラブが来ると(特にクラブのQ)妙に喜ぶことに。役が無くとも勝った気分のなれるとか・・・。しかし、途中、スペード(全て桃矢のカード)でフラッシュと作り勝ったので、みんなで「TAKA氏は勝ちの為に知世ちゃんを捨てたんだ〜」とか「男にけ○を貸したんだ」といわれる羽目に。「違うんだ、違うんだ。信じてくれ知世ちゃん!」とか弁解してましたけどねえ(笑) 。それから、旅行中ことある事に「知世ちゃんをすてて勝ちに走る男」呼ばわりされてました.
 あまりにうるさかったせいか、車掌さんに「静かにしてください」と注意される羽目に。 

インターミッション2(ボークスにて)

 16時過ぎに名古屋到着。荷物をホテルに置く。この際、部屋のテレビが「シャープのSF1(注12)」であることに気づく。えらいものが置いてあるなあ(笑) 。その後、名古屋の街へ繰り出す。
 「勝負の夕食タイム」の前に、安藤さんの希望により、名古屋のボークスへ立ち寄る。安藤さんはドール収集の趣味があり、その数既に70体近いとか・・。
 名古屋のボークスは、最近移転してなんと月天から歩いて5分くらいの場所になってました。まるで図ったような場所に(笑) 。近くに行くとビルに「いかにも」というポスターが張ってあり一目瞭然でした。
 中では、当然ドールやガレキと合わせてテレカが展示してありました。なんでも、テレカは4千円以上購入すると「きみつか葵」のマウスパットが付いて来ると書いてあるではないですか! えんてつさんと2人で、「だれか4千円買わんかねえ(自分で買う気ナッシング)」と言っていると、知世ちゃんのテレカを発見。早速TAKA氏に知らせると早速購入(笑) 。他にも、月読(注6)の葉月ちゃんのテレカ(4千円)を購入。これでマウスパットが手に入る。物はえんてつさんに渡る。 

二番勝負!(月天)

 今回の一番の難関。月天に到着。
 元々予約を入れていたのですぐに入れる。
 今回は、前回と異なり、いわゆる「宇宙人」はほとんど見当たらず、とりあえず勝利(でも大勝まではいかない)ということに。えんてつさんは「眼鏡を外すと輪郭がぼやけて良い感じ」とのこと。
 とりあえず、勝利を確信したので、安心して料理とお酒を注文する。相変わらず、ここの食べ物は美味い。
 今回も「当たり付きたこやき」(8個入りのたこ焼きで、うち1つにかなりの量のタバスコが入っている)を注文。2回注文し、1回目はえんてつさん。2回目は安藤さんが「あたり」を食べることに。実は私はまだ一度も「当たり」を食べたことが無いんですよ。ほほほ。
 お酒も、いろんな種類のカクテルがあり、TAKA氏がさくらミルク(さくらリキュールを牛乳で割ったものー命名「プラチナ(注7)」)が美味いということでみんなで注文する。美味いのは良いのだけど、あまり食べ物には合わない(笑) 。
 

インターミッション3(でじこの人生ゲーム)

 ホテルに戻り、入浴を済ませ、安藤さんの「娘さん」のお披露目(注8)の後で「でじこの人生ゲーム」(注9)を行う。
 ただし、TAKA氏提案のハウスルール(職業の分捕りも可能)のせいで本来の趣旨から離れてゲームが展開することに(笑) 。全員巫女属性を持っているために、バトルに止まると「可愛いイラストが書いてある」職業(注10)を分捕り、取られた人は「巫女」のカードを引くために必死になりました。
 途中、巫女をゲットしたえんてつさんが1人悦に入っていましたが、このゲーム、ちょうど真中で「職業変更」があり、このため泣く泣く巫女を手放すことに。その後、巫女を手に入れる人は無くゲーム終了。ルール上お金を3億デシ集めたえんてつさんが勝者なのですが、本人曰く「試合で勝って、勝負で負けた気分」とのこと。当然残りの3人も「勝負」では負け(笑) 。しかし、このルールこの面子以外では通用しないような気がしますね。

インターミッション4(朝の光景)

 「もーっと! おジャ魔女どれみ」をみるために、朝食の時間を8時に設定したため「仮面ライダーアギト」をみそこねてしまう。とほほ。でも、その後何故か「仮面ライダー(既にゲルショッカー編)」がやっていたので見る。ちょうどショッカーライダーの話をやっていたので面白おかしく鑑賞する。そっか、ショッカーライダーって足からナイフが出て、それを持って闘うのね(笑) 。
 その後、サイクロンって時速何kmか知りたくなり、仙台の千葉先輩へ電話するがあいにく不在。
 ライダーが終わってから宿を出る。

三番勝負!(熱田神宮)

 三番勝負は、ここで一度も外れ無し「鉄板」の熱田神宮。
 この日は「紀元節」の神事を行っていた模様。でも、一般の参拝者からは中を伺うことは出来ないので、そのままお札を購入に。
 そして、今回も大当たり! 毎回社務所にいる巫女さんが今回もいましたし、なかなかレベルは高かったです。しかし、私が神鈴を購入するときに、その人から貰おうとすると、つと横から出てきた「巫女星人」に渡されて「え、何、これはどういうこと?」と木村先生(注11)状態に(笑) 。
 勝負は当然「勝ち」です。これで三戦三勝という結果に。矢張り、日ごろの我らの信心深さが良かったのでしょうか(笑) 。
 
 参拝後、宝物殿に寄る。今回も例の「220cmの日本刀」を拝んでくる。いつ見ても感動しますね、これは。久しぶりに見ると刀が自分の記憶の中で小さくなって入るみたいで、「あれ、こんなに大きかったっけ?」と思ってしまいます。

インターミッション5(ナゴヤドーム)

 次にドラゴンズファンのTAKA氏たっての希望からナゴヤドームの見学へ。
 前回の名古屋旅行の時は、まだ地下鉄がドームの前まで通じていなかったお陰で20分近く歩く羽目になりましたが、今回はドーム前という地下鉄駅のお陰で歩いて5分程度の場所に。
 当日は、ドームの中でフリーマーケットが行われており、「もしかしたらドームにタダで入れるかも」と思ったら、矢張り入場料が必要だったためあきらめることに。ちなみに、当日、ドームのなかでギャザリングの公式大会が行われたようです。

インターミッション6(ゲームショップ バネスト)

 ドームを出て、今度は私の希望から名古屋のゲーム屋「ゲームショップ バネスト」へ。
 ここで以前から探していた「天九牌」と中国将棋の紙牌の他、合計2万円相当のものを購入。会計の時カードを出したところ、「すいません、うちカード使えないんですよ」との回答が・・・。なんとか現金で払うと財布の中身が「貨幣経済」に(笑) 。途中銀行でお金を下ろす。とほほ。
 このゲーム屋に寄っているときに、千葉先輩から電話。(ライダーのバイクに関する)先ほどの質問をしたところ、そのときも答えてくれたのですが、再度調べて電話をくれました。わざわざありがとうございます。
 この後、昼食(みそかつ丼)を食べ、一路東京へ

四番勝負?

 東京へ戻った際、当初の予定表だと「再度、馬車道で夕食」だったものを、私の希望により「新宿高島屋」の北イタリア料理の店に変更する。入ってみると、連休の合間ということもあって結構並んでいました。もともと時間が無かったため、この店は再度来ることに(よって勝負にはカウントしません)。制服は良い感じだったのにねえ。
 その後、個々人で買い物を済ませ、一路帰郷。

 今回の旅行は、概ね勝利ということで良い感じでした。勝負以外のところでもバカなことをして盛りあがったりなかなか楽しかったです。帰りの新幹線の中で、「こんなことできるの今のうちだけですね」と言ったら、「ずっとでないの?」と訂正させられました。ははは。まだまだ、遊び続けるそ!! どうせずっと独身だしな(爆)。
 次回は夏にまた名古屋と「日本人の心のふるさと(笑) 」伊勢に行く予定です。バカですね(笑) 。



注釈

注1) 去年2月にTAKA氏たちが名古屋旅行にいった時、今回と同じメンバーがたまたま東京にいる事がわかり、元々行く予定だった「ブロンズパロット」で合流。その際、名古屋に行く前に寄った馬車道で「おジャ魔女どれみのはづきちゃんそっくりな(TAKA氏談)」ウェトレスがいたということ話しを聞き、(ブロパにウェイトレスがいなかったこともあり)えんてつさんと共にここの店に来たことがある。でも、そのときはそのウィエトレスはいなくて失意のうちに帰っている。
 なお、えんてつさんは次の日に再度来店。やはり失意のうちに帰ることに(笑) 。

注2) 実は、これが曲者で、安藤さんがインターネットから落としてきたさくらのイラストを使用したピンク色のもの。他人様のイラストを使用しているのでここでは公開できないが、人前で予定表を見ようとすると表のイラストを他人に見られてしまうとても恥ずかしい代物(笑) 。裏表紙には「なかなか名古屋で確固たる勝利を収められずにいる浪漫熱き漢たち。「こんどこそ!」の願いをこめて挑む彼らは、果たして目的である全工程を通しての勝ち越しがなるのか!緊張の21世紀最初の冬の陣」とのコメントとコミック表紙張りのバーコードと社名(闘漢社、本体500ほえなどと書いてあります)が入っておりかなりいい出来です。いい出来なんだけどなあ・・・。

注3) JR東海の格安キップを使用。これは事前に予約すればグリーン車指定席を格安(普通席と200円しか違わない)で購入できるもの。以前は、JR東京駅構内でしか入手できなかったが、現在はインターネットから予約が出来る。ただし、格安チケットのため、乗り過ごすと払い戻しや他の新幹線特急券との交換は出来ないという、まるで「銀河鉄道999」のパスポート並に融通の利かないものとなっている。

注4) 少女まんがなかよしの付録。TAKA氏はトランプを3つ手に入れるため、その月のなかよしを3冊(しかも全て別な店から)購入。

注5) カードチャプターさくらというマンガに出て来るキャラクターで、ヒロインのさくらの友人(知世ちゃん自身はそれ以上の思いを抱いている)。しかし、TAKA氏に言わせると彼女が「ヒロイン」らしい。TAKA氏の心の拠り所。いつも口癖のように「ああ、どこかに知世ちゃんいないかなあ」と言っている。TAKA氏が「この世」で知世ちゃん(もしくはそれに限りなく近い人)に会える確率は徳川埋蔵金の発見確率と同じ位(by片岡)とのこと。

注6) コミックGAWとう雑誌に載っているマンガ。作中にバンパイアのヒロイン「葉月」が出てくる。外見年齢は12、3歳程度。TAKA氏のレンジにジャストフィット(笑)。

注7) カードチャプターさくらの第3期OPのタイトル。

注8) 安藤さんの趣味の人形。

マルチasでじこ仕様 メイas巫女服仕様 知世ちゃんasメイド服仕様
でじこのコスプレをするマルチ(笑)
でじこの服はイベントで購入とのこと
サイバドールメイ「巫女服仕様」
巫女服は別の人形から。
知世ちゃん「メイド服仕様」


注9) きちんと人生ゲームの発売元である潟^カラから発売されているゲーム。本来の人生ゲームとほぼ同じルールで、株や保険の変わりに「アイテムカード」、「キャラカード」、「職業カード」がある。

人生ゲームの所有者、安藤さん ゲームに興じる面々。傍らには人形が(笑) 。



注10) 具体的には、1番は巫女(笑) で、ほかにもナースやウェイトレス(まんま)が人気がありました。

注11) 電撃大王に掲載されている「あずまんが大王」に出て来るキャラクター。変人(笑) 。だけど一部に大人気(笑) 。

注12) シャープの「スーパーファミコンと一体型のテレビ」。テレビの上の部分にスーファミのカセットを差し込む。

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