関西・尾道一人旅(かみちゅ聖地訪問ツアー)

日時 平成18年6月9日〜14日の5泊6日(内2日は夜行バス泊)
参加メンバー
(敬称略)
神尾竜一郎

かみちゅ巡礼ツアー編

4日目

JR西明石駅より新幹線で約二時間。地震の影響も無く定時にJR新尾道駅へ到着。
新幹線駅はほんとにこのために作ったものらしく周りには何もなし。寂しいもんです。

そこからバスで尾道の駅前へ。丁度坂を下りてくるような形になる。バスから見た感じでも坂が多い印象を受ける。なんかこれだけで疲れそう・・・。

駅前到着後、早速自転車を借りる。
早速最初の目的地土堂小学校へ。
ココはゆりえたちの通う中学校のモデルなんだそうで。とりあえず、小学校の全景が見えそうなところへ移動すべく自転車をこいでいく。しかし、線路(JR山陽本線)を越えた辺りから坂が急になる。事前に調べたので知ってはいたのですが、やはり運動不足の私にはきついですな。
 すっかりへとへとになりながら目的の小学校へ。当然中に入るわけには行かないので離れたところから写真を撮ることに。
 そして暫く休憩(笑)。まだ出発して10分も経ってないのにないのにねえ。

土堂小学校全景。 書道部はこの辺り?

 続いて、艮神社へ目指して自転車をこぐ。
 尾道の道は斜面の道のせいか、道が狭く妙に急だったりします。

実際に自転車で通った道の数々。
雰囲気は良いのですが、原チャがないと生活できそうもないです(実際何台かすれ違いましたし)。
2階井戸。
坂の上の人と下の人が一緒に使える井戸なんだそうで。

ぐるぐると回って、艮神社到着。
こちらはかみちゅの「来福神社」の社部分なんだそうで。土地は御袖神社なんだそうです。

折角神社に来たのでお祈りして、境内を歩いていると横に「招き猫美術館」なるものを発見。折角なので寄ってみる。
ここは狭い家の中に結構な数の招き猫が置いてました。

流石に疲れたので(体力がない証拠)近くの喫茶店で休憩。
寄ったのは茶房「こもん」。ワッフルがおいしいとのこと。そして、 「Wind -a breath of heart-」 の喫茶店のモデルなんだそうで。
店は落ち着いた良い雰囲気でした。ワッフルもちょっといい値段がするなあとも思ったのですが、妙に量があり、満足でした。

ここで、汗が引くまで休憩をして、ずうずうしくも自転車も置かせてもらい、尾道が一望できるというロープウェイに乗ってみることに。
きちんとガイドさんも乗ってきてイザ出発。・・・確かに尾道が一望できて良いのですが、私は高所恐怖症なのでかなりガクガクでした(笑)。いや、高いところはスキなのですが、足物が確りしていないと怖いんですよ。
 そして上に上ってもなにも無いのでそのまま帰ることに。
 いや本当は歩いて千光寺というお寺に行くのが普通の観光コースなんだそうですが、そちらは興味がないのと、30分近く歩くのは無理っぽいので・・・。

ロープウェイの中より。

続いて、有る意味今日の本命「御袖神社」へ。
前記のとおり、こちらが「来福神社」の境内。神社の階段は映画「転校生」で二人が階段から落ちて入れ替わったところでもあるそうな。
境内に入り、色々と見渡してみると、どうもこの神社は「菅原道真公」を祭っている(正確には道真公の袖なんですけどね)神社で道真公と言うことは学問の神さまということになり、合格祈願の絵馬がたくさんありました。なにか無いかと探してみると、案の定、かみちゅ関係のものがありました。しかもたくさん(笑)。みんなきてるんだねえ。

神社前の階段。
流石に自転車では登れないのでこの辺りに停めておく。
境内。なんとなく「ああ、この辺使ってたなあ」と解る辺り。 絵馬。
イラストや訪問記念など色んなものがありました。

更に自転車をすすめ「ゆりえ宅」のモデルになった場所へ。
ここは映画「ふたり」にも使った場所なんだそうで。
しかし、ここは迷いましたねえ。1回は全然関係ない道の行き止まりまで行きましたし。
そして、ここ坂の途中なんですよね。ゆりえもこんなところから通っていたら体力付くよ。いやマジで(でもアニメの設定ではゆりえの家は向島なんですよね)。

ガイドブックなんかにも出てます。


ずっと坂ばかりのコースはココで終了。
坂を一気に下り港の方へ。

すっかり腹も減ったのでホテルの近くのラーメン屋で昼食。一応ご当地名物らしい「尾道ラーメン」を食べる。これはブタの背油が乗っているラーメンで普通においしかったです。

一旦ホテルで着替えてシャワーを浴びてから、再度出発。
次なる目的地は渡船。ゆりえたちが通学で使うアレです。
ろくに調べないで「行けば解るだろう」くらいでいったため、別の船に乗って一度戻る羽目に。
そして、目的の場所を発見。再度向島へ渡ることに。
アニメと同じ様に直接自転車を船に乗せて海を渡ることに。なんか妙に楽しいですよ。しかも料金が100円くらいでした。安い。

そして向島へ。島といっても結構家があり、普通に人が暮らしています。
ちょっと自転車でぶらぶらしてみることに。
近くのスーパーを発見。何か変わったものが無いか見てみることに。
野菜はそんなに変わらない気がするのですが、魚は妙なものを発見。
・活うなぎ(あんま見ないよねえ)、ちぬ、ギザミ、ぐち、こち、赤めばる
仙台ではあまり見ない魚が多いねえ。瀬戸内海で捕れるんでしょうか?
あと、紫イモチップスなるものも売ってました。

ゆりえたちが使っていた乗り場(尾道側) コッチが反対側。
船が着くとみんな一斉に降りてきます オマケ。
猫。


自転車を返した後で、夕食を食べようと歩いていると、結構月曜日休みの店が多いんですねえ。
結局、広島風お好み焼きの店に。
普通のお好み焼きに「そば」をトッピングするという形なのね(そばは100円)。
そして、店内に広島カープの写真や選手のサインがあるのが、流石という感じ。しかし、広島市内でなくて尾道なんですが、ココまで選手が食べにくるのかねえ。

ホテルに戻り一人晩酌。
何故か、地元の酒でなくて仙台でバスに乗ってから飲もうと思っていた日本酒。
そして、そのままワールドカップの日本戦も見ないで寝てしまう。
再び目が覚めたのは25時過ぎ。

5日目

当初の予定では「しまなみ海道をバスで移動して、細かいところは自転車(レンタルサイクルが充実している)」との予定だったのですが、昨日自分の体力の無さを実感したのでレンタカーを借りることに。年は取りたくないものですなあ。

 そして、レンタカーも新尾道駅(新幹線駅)にしかないため、そこまでバスで移動することに。
 8時半頃ホテルを出発。バスで駅まで移動。
 バスを降りるとき細かいかお金が無いため両替をしようと500円玉を入れると、何度入れても返ってくる。
 すると運転手さんが不思議なことを言い出す。
 「お客さん、500円玉両替できないんですよ」
 おいおい。 
 仕方ないので1000円札を両替しようとすると、やはり返ってくる。
 すると運転手さん。おもむろに財布から「夏目漱石」の千円札を取り出して交換してくれる。
 どうも新札には対応していない様子。大丈夫かここの会社。確かにお年寄り(しかも敬老パスのようなものを使用)しか乗ってなかったからなあ。町内バスだったのか?

 駅前のレンタカー屋に到着。一人しか居ないので軽自動車を借りる。
 運転の説明大丈夫ですかと店員さんに聞かれて、すぐさま大丈夫ですよと答え、イザ運転しようとすると、コラムシフトの車でした。
 ですが、いまさら聞く訳にも行かず、そのまま出発。まあなんとななりました。

 早速、しまなみ海道を渡り、最初の目的地、因島へ。
 こちらで、因島水軍城を見学。
 流石に朝の9時くらいに到着したので見学者は誰も居ませんでした。
 展示物も鎧と銃(因島で作って中国に輸出していたんだとか)と相手を海に引きずり込む棒とかが展示されてました。
 
 ここで、因島の地図をみて「本因坊秀作の碑」があることを発見。どうせ急ぐ旅でもないので寄ってみることに。
 碑以外特に見るところもないのでそのまま出発。

神社の境内の一角にあります。

 因島を後にして、大三島へ。
 ここで、島にかかる橋を高速で渡っているときふと、その「高さ」を認識してしまい、それからというもの怖いのなんのって。適当に歌でも歌いながら誤魔化してました。
 この辺りから、HーFM(広島FM)が聞き取りにくくなってきたので適当に回していると、AMも南海放送が入るので延々と聞いてみることに。南海放送って愛媛のラジオ局なのね。「ぼっちゃん何周年仮装大会」のようなことの募集をしてました。

 大三島到着。
 とりあえず大山祗神社へ。祭神は大山祗大神は天照大神の兄弟らしいです。大昔からある由緒正しい神社です。
 まあ、個人的には不満があるのですけどね(ヒント巫女さん)。
 
 序に国宝館を見学。
 さまざまな奉納物が展示されているのですが、中に「武蔵坊弁慶奉納と伝えられる」とか「静御前奉納と云々」とか妙に怪しいものもあったのですが、木曾義仲の刀だけはきちんと「奉納」とだけ書かれていました。これはほんとうなんでしょうねえ。これがあるからほかのものの話が出てくるのか、きちんと記録は残っているのだが、物がどれかわからないのか、どうなんでしょうねえ。

 近くに瀬戸内海を見ながら入れるお風呂が有るとのことで行ってみることに。
 しかし、そのお風呂、一箇所だけで、しかも遠足で使うようなシートを腰に巻かないと中に入れないとう妙なもの。
 まあ、外から見られたときのことを考えの考慮なんでしょうけどね。なんかがっかり。
 疲れていたのでマッサージを受ける。

 お昼は近くのお店へ。
 折角だからと鯛めしを食べ、おみやげ物も探すことに。
 色々と見ていると「タルト」なる何処をどうみても目玉のおやじにしか見えないキャラクターを発見。教えて著作権。
 (ネットで調べてみたところ、「タルト」はロールケーキ状のお菓子の模様。その地元名産お菓子をキャラクター化したんでしょうね)

 この時点で14時半。妙に時間が中途半端だったので意味も無くしまなみ海道を終点まで進み今治へ。
 とりあえず、愛媛のコンビニで「ポンジューズ」を買ってそのまま帰る。あほですなあ。しかも、大三島の辺りで既に愛媛だったんですねえ。

 17時に尾道出発。

 19時過ぎに大阪到着。
 とりあえず、夕飯を食うべく、バス停近くの店を探すものの飲み屋しか見つからず、チャオチャオ餃子で餃子とビールを貰う。旨かったですよ。
 そしてバスの中ではぐっすりと寝てすごす。
 

6日目

8時半ごろ仙台到着。
そのまま職場へ・・・。

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