名古屋巫女同人ツアー
(本当はd56さんを尋ねる旅・・・)

日時 平成14年9月5〜8日の3泊4日
参加メンバー
(敬称略)
神尾竜一郎、夢、d56(現地合流)

 今回は、名古屋にいってしまった友人、d56さんを訪ねるべく旅行を計画しました。面子は私と夢ちゃんの2名です。
 しかし、今回この話が出たときに、まず真っ先に思いついたことは「前回のコース」でした(笑)。私は神社巡り+月天。夢ちゃんは同人ショップ巡りです。いったい何をしに行ってるんでしょうね(笑)。 

初日


 今回の旅行は、「青春18きっぷ」による鈍行のたびのため、三泊四日の工程のうち2日は移動日という結構ハードなものとなりました。なんとなく若いうちは(もう三十路なんですけどね・・・)こんな馬鹿なことをやってみたい気分なんですねえ。
 名古屋まではおおよそ11時間程度かかるため、仙台を朝の7時に出発する。途中無駄話をしていたのですが、郡山で乗り換えた電車がBOX席だったのでカードゲームをすることに、最初はリミットをやっていたのですが、これは手札が死んだほうが自滅するだけのゲームだったため1回で終了。次にジンラミーを延々とやってました。

 なんだかんだで上野到着。そのまま秋葉原に直行し同人誌を買い漁る(笑)。
 途中で寄った「とらのあな」でフタケット(ふ○なり、ショタ、女装イベント)のチラシを見せて「神尾さん、行かないんですか?」とか言われてしまう。興味は有るけど(あるんかい!)後ろの2つはどうだろうねえ・・・。ふた○りと女装を一緒にするのはどうかと思うんだけど(だから上連雀のその手の漫画はどうも苦手)。
 思った以上にお金を浪費してしまい銀行でお金を下ろす羽目に・・・。

 15時半頃に東京駅に移動。少し遅い昼食を取る。地下にあった「ラーメン激戦区」(ほんとうにこう書いてあった)の中の「眠眠」に入る。ランチセットを注文したはずなのにおかずだけ出てきたときはどうかと思いましたが(中国人の方ばかりでうまく通じていなかったのか?)、直ぐにセットがついてきたし、味もよかったです。

 16時43分の電車で東京を出発。二人とも疲れてしまったのかそのまま寝てしまう。気がつけばいつの間にか横浜を過ぎていました。また、そこから雑談をしつつ移動。途中浜松で40分弱時間があったので飯屋を探すことに。駅ビルらしきところに食堂があったのですがしまっていたため(バイキング料理の店はあったのですが30分もないのにバイキングもなかろうとあきらめる)、ドトールでパンを購入し(夢ちゃん曰く「値段はマックの3倍するけど、味は3倍旨いね」)電車のなかで食べる。
 浜松からの電車で驚いたとこは椅子が簡単に動くこと。背凭れが簡単に前後に動くため2人席でと思っているといつの間にか4人席になっている罠が・・・。

 23時15分JR共和駅着。d56さんと合流する。半月前にあっているので別段変わった様子はなし(当たり前か)。
 その後d56さんの家にいき(駅から15分くらいかかる)、風呂に入り明日以降の予定を確認する。一応メールで確認はしていたのですが、この日になって「国際秘宝館」が伊勢にあることを思いだし、ネットで検索をかける。・・・怪しい! ものすごく怪しい! でも、ネットの情報だけで十分にお腹いっぱいになったので行かないことにスル(入館料2600円も行かないことにした理由の1つ)。

2日目

 この日は伊勢方面へ旅行に行くことにする。名古屋駅まで行き朝飯を確保し(d56Sさんの家周辺にはお店がほどんどない・・・)、一路伊勢へ。途中松坂を通ったときに「ここで松坂牛を使った牛丼とかあったらどうだね」とか夢ちゃんが言ってました。確かにありがたみないねえ。
 まず、最初に外宮へ。ここでお参りをする。その後、おみくじでも引こうといってみるとどうもそんなものは売ってませんでした。仕方なくお守りを購入。先日自損事故を起こしているので「交通安全」のお守りを購入する。しかし、そこにいた巫女から発せられた言葉は標準語・・・。あれ? どうなってるの? せっかく前回同様関西イントネーションの「ようこそお参りくださいました」が聞けると思ったのに・・・。
 この間の会話
「伊勢神宮って誰を祭ってるんだっけ?」
「天照大神でしょ」
「ああ、あの初代ひきこもりの(笑) 。しかも親子二代で(笑) 」
・・・ここでこんな会話していて良いのでしょうかねえ・・・。

 気を取り直し、内宮へ。
 移動中のバスの中で、「話しの種に国際秘宝館はいかがでしょうか?」というような広告が流れる。話しの種って一体。
 バスで20分くらいで内宮へ到着。しかしこちらには巫女がいませんでした(笑)。でもそれらしい星人の台詞はみんな標準語でした。ううん。おかしいねえ。

 その後、おかげ横丁で買い物をする。伊勢神宮からお酒を「もらいうけている」酒屋に立ち寄る。ここのおばちゃんが結構いい年だと思うのですが、元気でなんとなく品がある良い人でした。ここでは、普通は一升の下は四合なのですが、「うちの先代が一升の半分は五合だろう」とこだわったため五号瓶が売ってました。また、200円ちょっとでちょこっだけお酒ももらえうので、飲んでからお酒を購入する。おかげでおかげ横丁を歩いてる間はかなりいい気分でした。
 お昼を探していると松坂牛の牛丼を発見。「俺の考えることなんて既に誰かが考えてたんだねえ」とか夢ちゃんが言ってました。
 お昼は、適当にお店に入って私とd56さんが「限定30食」に惹かれて刺身定食を、夢ちゃんは炊込五目ご飯を注文する。炊込ご飯は「出来るまで30分掛かりますよ」と言われたのですが、別に時間があるのでいいですよ、と答えると釜を机の上に持ってきて固形燃料でご飯を炊き始めました。すげえ。ご飯とみそ汁と漬け物だけでしたが、ご飯は3杯分くらいありました、。少しご飯を分けてもらったのですが結構おいしかったです。もちろん刺身定食もね。

 おかげ横町で最後に赤福を買って次の目的地「マコンデ美術館」へ出発する。移動はバスだったのですが、普通の観光バスのような路線バスでした。途中ヘルメットをかぶった通学帰りの小学生がバスに乗ってきました。小学校も遠いのかねえ。

 マコンデ美術館へ到着。私は一度来ていたのですが、2人は初めてだったので「薄気味悪い」とか言いながら見学してました。

 その後、近鉄に乗り名古屋まで帰る。夕食は名古屋駅の地下の「マグロ料理の店」なる所を見つけたのでそこに入る。そこで「どて丼」なる物を見つける。何かと思えば牛筋肉とごぼうをミソで煮込んだものが乗っかっている名古屋の料理だそうな。d56さんはそれを注文。私はあぶり丼、夢ちゃんはマグロの刺身が乗っている丼を注文する。そのほかにそれぞれ「赤出しのみそ汁」を注文する。これはかなりしょっぱかったです。

 帰る時に明日の予定を決めているときに「名古屋の駅裏に『メロンブックス』と聴いたことの無い同人ショップがあるけどどうします?」と聴かれたので「行きます!」と即答する。で、駅裏まで歩いて行ったのですが、メロンブックスは仙台店と大差なく(むしろこっちの方が本が残っていた)何も買いませんでした。もう1つの同人ショップは女性専用だったため寄りませんでした。
・d56さん宅に戻り、酒盛りを行う。お酒は今日買ってきた物で、つまみはd56さんの家にあった缶詰とコンビニで買ってきたもの(ちなみにコンビニは駅前はないそうです。近くには有るそうですが)。私は少し酒を飲むと直ぐに寝てしまいました。

2日目の夜の飲み会の風景。
実はd56さんが写っている写真はこれしかなかったりする。
写真の左下は都合によりカット。

3日目

 昨日早めに眠ったせいか朝の4時半に目が覚める。なんか目が冴えてしまったのでそのままd56さんのパソコンを拝借して旅行記を打つ(これの1日目と2日目の途中まではそのとき打ったもの)。しかし板の間で作業をしたので腕が痛くなりました。
 夢ちゃんとd56さんも7時前には目を覚ましそのまま雑談。「満月を探して」、「東京ミュウミュウ」、「ミルモでポン」まで朝のアニメを一通り見てから出発。

 この日は「名古屋オタクスポット見学」。とにかくそれらしい店を一通り見て回る予定でした。最初の目的地は「熱田神宮」。実はd56さんの予定には入っていなかった物を私がねじ込みました(笑)。JR熱田駅で降りて目的の熱田神宮へ。しかし、こちらから降りたのは今回が初めて(前は名鉄を利用した)のため、入り口が解らず反対方向へ遠回りする羽目に・・・。熱田神宮に到着するととりあえずお参りを済ませ、早速巫女さんを捜す。しかし「巫女星人」しか見あたらない。夢ちゃんも「神尾さん、あっちにも巫女さんいるようですよ」とかまるで観光ガイドさながらの行動で探してくれたのですが、遂に巫女さんを見ることが出来ませんでした。とほほ。

 最後に宝物館に行き、例のデッカイ刀を見せる。
「こんな物片手で持てるか!」
「でも、これ持ってれば相手は恐ろしくて近寄ってこないかもよ」
「いや、これは単なる脅しで本当に振り回せなかったりして。至近距離まで近づくと『あれ?』ってくらいあっさりと持ち主を殺せたりしてねえ」
 こんな不謹慎な会話を繰り広げる。

 次にゲームストアーバネストに行く。ここでメビウスさんで売っていないゲームを購入する。主にカードゲームでした。ここではカードが使えないため、お店を出てからお金を引き落とす事に・・・(使わないためにあまり下ろさないようにしていたんですけどねえ)。なんか、前回の悪夢が蘇る。
 
次に地下鉄で栄町に行き、夢ちゃんの本命「同人ショップ巡り」を行う。
 最初に名古屋の「とらのあな」に行く。ここは東京とあまり大差がなくほとんど物を買いませんでした。しかし、ポイントカードの受付を行っていた(秋葉原ではやっていなかった)ので作っておく。

 2軒目は「まんだらけ」。ここはかなり狭く細長い「ウナギの寝床」のようなビルの8,9階に同人誌をおいていました。しかも非常階段無し(笑)。火事になったらどうするんでしょ? 同人誌と一緒に死ぬのはイヤだねえ。
 ここの値段は中野の本店より若干高いような気がしました。やはり競争相手がいないのが良くないのかねえ。しかも個人的に「まんだらけ」が気に入っている理由になっている「状態の悪い本の割引」がほとんどないため本を買わずに帰りました。でも夢ちゃん曰く「名古屋に住んでいたら、(同人誌の)見本誌を立ち読み出来るので結構来るかも」。なるほどね。
 ここまで来た段階で、夢ちゃんが「やっぱり中野(のまんだらけ)に寄って来れば良かったかねえ」と言ったので、瞬時に「明日何時に帰れば中野に寄れるか」を考えてしまうダメな私(笑) 。

 次に栄町から歩いて大須に行く。ここは「20年くらい昔の商店街」といった感じの街でして激安パソコンショップとお好み焼き屋が同居する不思議な街でした。でも、仙台と異なり、商店街に活気があり(辞めて)閉まっている店がほとんど見えませんでした。

 で、ここではd56さんがネットで調べた「大須オタクマップ」成る物を見ながらショップを回る。
 最初に「ボークス」に行く。「Kブックス」が有ると書いてあったのですが、どうもテレカなどを一部委託していただけらしいです。ここにも個人貸し出しのスペースがあり、月いくらかで場所を貸して物を売っていました。その中には同人誌も有ったのですが、これが悉く高いので1冊も買わずに帰ることに。

 次に「エルエルパレス」へ。ここは委託本だけだったのですが、数が少なく、「とらのあな」と種類も重なるため何も買わずに出る。

 次に「Dカルト」へ行く。ここは東京の本店(?)並の価格でした。そこで比較的安い物(傷ありとか)の本を結構購入しました。時間も一番かけたのでは? おかげで再度お金をおろしに行く羽目に(笑)。しかも五時ぎりぎりでした。どのくらいぎりぎりかというとお金を下ろしているときに閉店放送がなり、「現在のお客様で本日の取引は終了です」とか言われる位でした。

 その後、次の予定の「月天」の予約が8時だったので大須の商店街を見てヒマを潰すことにする。これが結構飽きなかったです。280円という妙に安いお好み焼きを食べたり(ガスメーターが鉄板の上部に有ったのですが・・・大丈夫なんでしょうか?)、おもちゃやに寄ったり、煎餅屋に寄ったらおまけもらったり・・・。夢ちゃんなんかは「もし、ここに住んでいるなら、毎週のようにここに来て同人誌買って、うろうろしてヒマ潰すね」なんて言ってました。
 ここの商店街にある「大須観音」の縁起を見ていると妙なことが書いて有る。要約すると・・・「有る上人が開創に辺り、伊勢大神宮おこもりになり・・」、・・・何故御坊さんが神宮に行くのでしょうねえ・・・。

 8時になり今日のメインイベント(笑)、「月天」に行くことに。最初に巫女星人が出て来たので嫌な予感がしたのですが、きちんと巫女さんもいたので吉としましょう。
 2人とも「もっと料理が不味くて、高い場所だと思ってましたよ」とのこと。如何わしい風俗店じゃ有るまいし(笑) 。

大須商店街の「大須観音」側入り口。なんとなく怪しげ。 あるおもちゃやの店頭
何故か2つモニターの上はあずまんがで下はクレクレタコラ

4日目

 中野に寄るために朝7時に出発する派目に。朝には何故か「セーラームーンS」がやってました。
 
 一度名古屋駅に戻り、赤福と朝飯(ひつまぶし)を購入。流石に帰りは二人とも疲れていたのでほとんど寝てました。

 午後2時前に中野に到着。最初に荷物をロッカーにしまう予定だったのですが、既にロッカーはふさがっていたため、思い荷物を背負ったまま「まんだらけ」を見て歩く羽目に。結局、ここでも同人誌を購入して帰る。

 帰りの東北本線もほとんど寝てましたが、ある程度してから雑談を開始。夜11時に仙台到着。そのまま解散ということになりました。

 今回は普通の旅行記ですねえ(笑) 。

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