小悪魔マリコちゃん・5

「小悪魔マリコちゃん・その5」


アルマ「こんにちわ…お邪魔してますわ。」

ユウジ「…ア…アルマさん?」
毎度おなじみのパターン、帰宅直後のサプライズ。
そこにはマリコと一緒に、見た事のないお腹の大きな女の子がおった。
なんでか判らんが二人とも水着やった。(汗)

マリコ「びっくりしたやろ〜お兄ぃ?…アルマさんや。」

アルマ「ユウジ君、同じ年やんか。”さん”なんてつけんでもエエよ。」

ユウジ「そ…そやね。ア…アルマちゃん。…あかん。 せめて本名で…。」

アルマ「実はな、アルマて本名やねん。見た目どおり…うち、アッチの系統なんで。」

そう、アルマちゃん(もう、ちゃん付けでええわ)はおもいっきし金髪で、なんっちゅうか…
いわゆる白人系の顔立ち…正直ビックリしたわ。マリコは多分知ってんやろなぁ…。
一瞬の驚き度はあいつの「妊娠告知」に匹敵したわ。あいつ相変わらず意地悪いし。(汗)

アルマ「私のフルネームは「アルマ・鈴木・ネビル」…生粋の神戸育ちやねんけどね。」
   「身体的には日本の血は四分の一しか入ってへんから、もろ白人顔やねん。」

詳しく言うと、イギリス人のおかんとイギリスと日本のハーフのおとんとの間に生まれたんやって。
神戸に住んどる外人は仰山おるしな…こういう人も結構おるんやろ。
しっかし正直、違和感はあるわ。ほとんど外人さんが関西弁喋ってるんやで。聞くんは初めてや。
でもまあ…えらい綺麗な人や。お人形さんみたいとはこういう人のことやな。(^。^)

…と一通り観察を終えたんやけど、一応ツッコミどころがあったので。

ユウジ「あのさ…なんで水着なん?お二人さん…。」

マリコ「今ちょうど、もろた水着の試着ついでに身体の見せ合いっこしててん。」
   「まあ見てのとおり、この水着は小っさかったんけどな。(笑)」

アルマ「ユウジ君、妊婦かて綺麗でおらなあかんでしょ?妊娠線でないようにケアしたり…」
   「まあ、そういう事を教えよう思ってね…マリコちゃんは身体、綺麗にしてるよ。」


…ウソやな。(汗)マリコの目がウソて言うとるがな。またいつもの悪戯っぽいわぁ。
今回は他人さんがらみや。いつものごとくスルーするわけにもいかんので、

ユウジ「服着てくれる?目のやり場に困るわぁ。特にアルマちゃんね。」

アルマ「何けったいな事言うてんの?マリコちゃんで見なれてるやろ?」

   「…なんて、冗談やぁ。マリコちゃんがユウジ君に悪戯したいゆうて…ゴメンな。」


ビンゴかぁ…やっぱいつもの悪戯やんか。この小悪魔が!(ノ゚д゚)ノ┻━┻
まあ、ええわ。エエもん見た気がするし。(この本音は心に秘めとこ(汗))
そういうとアルマちゃんとマリコは水着の上から似たようなワンピースを着た。
あいつ、また服貰っとる。アルマちゃんに迷惑かけてんとちゃうやろか…。
(もう十分かけてるっぽいが…)



アルマ「そうや、お腹の子…順調やったで、お・と・う・さ・ん。」

マリコ「今日、検査に行ったんやで。アルマさんとこに。」
   「安心したわ。やっと、ホンマのお医者さんに見てもらったんやもん。」
   「それと、ついでに髪切ってもらったわ。昔の髪型のほうがええって言ってたやん、お兄ぃ。」


…なんかえらい安心した。どうやって外にでたとか、バレへんかったかよりも、そっちが先に来た。
これで、家で産む…二人だけでっていう事は無くなった。そら、本とかで勉強はしとったけど…
やっぱ自宅で自力出産てなコワイよ。言えんかったけど、これが正直な僕の本音やったから。

マリコ「まあ、今後はアルマさんの援助があるさかい、お兄ちゃんも安心して。」

ユウジ「おう…正直、安心したわ。…アルマちゃん、おおきにな。」

アルマ「ええんよ。…あ、そろそろ帰らなアカン時間や。」
   「そうや…ユウジ君、駅まで送ってくれる?」

ユウジ「あ、ええよ。あ、やけど…。」

アルマ「安心して、うち、只でさえ目立つ顔しとるからな。」
   「マリコちゃんにお腹隠させてた、このコートを着ていくわ。これでバレへん。」
   「ほな、また来週ね。マリコちゃん、もうすぐ臨月や。早い妊娠にしては順調すぎるけど…」
   「ほんまに気をつけなぁいかんよ。何かあったら電話してね。」

マリコ「うん、わかった。またねバイバ〜イ!」


僕はアルマちゃんを駅まで送ることになった。


ユウジ「マリコ、アルマちゃんに迷惑かけてへんかな?」

アルマ「妹ができたみたいで嬉しいわ。マリコちゃんも姉さんて思ってくれてればええんやけど…」

ユウジ「思ってるって。あいつ嬉しそうやったし。」

アルマ「なら、嬉しいわ。兄さんのお墨付きやしね。」


と、もうすぐ駅につくちう所で、アルマちゃんが立ち止まった。

アルマ「ちょっと、ユウジ君に言うておきたい事があるんや。」


…僕等は駅前の公園のベンチに腰を下ろした。


ユウジ「言いたい事て…?」

アルマ「うん。うちの生い立ち。…マリコちゃんには言えんかったから。」

ユウジ「え…でも、ある程度はHPにアップされとったし…大体は。」

アルマ「ううん。あんなんウソっぱちや。正しいのは現状だけ。昔は…」

どういうこっちゃ?ウソて?

アルマ「アナタ達兄妹に会って、なんちうか、正直に言うておきたくなってな。」
   「マリコちゃんにはきつ過ぎるし、わけがわからんと思う…タメのユウジ君になら…って。」



「…うちの初めての妊娠は、マリコちゃんより一年早かったんやけどさ…。」
「その時、うち…ヤクザの親分の「性奴隷」やってん…。」



…え、それじゃエロマンガやんか。どういう事なんか?
次回はアルマちゃんの告白になりそうや…わぁ〜どうしよう、マリコ関係あらへん。煤i゚Д゚;)
小悪魔妹マリコシリーズいうのにな。(;´Д`)



その6に続く。


注)エセ関西弁です。ご容赦クダサイ。(つД`)


シリーズその5。エセ関西兄妹プレグモノで、SSに重きを置いています。
8回シリーズの予定だったけど、間があきすぎてどうなる事か…。
今回はSSが何というか…ご都合主義が多いなぁ〜(つД`)

超追記:話ごとに顔…というか全部が”ますます顕著”に違うのはご勘弁を。m(__)m




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第六話